鳥川ホタルの里、愛宕山、京ヶ峯、音羽富士周遊

ホタルの里自然歩道 愛知の山、自然

鳥川ホタルの里は四方をぐるりと低山に囲まれています。

今回は「自然共生サイト」にも認定されている鳥川ホタルの里の南西部に位置する愛宕山、京ヶ峯、ホド田山、音羽富士を尾根伝いにピークハントしながら里山のすばらしさを堪能してみます。

白髭八柱神社から愛宕山

登山の起点は白髭八柱神社にします。

白髭八柱神社

白髭八柱神社

ホタルの里を訪れるにはマイカーかタクシーで入ることになりますが、国道1号や東名高速道路の音羽蒲郡IC方面から県道377号を北上すると道幅が狭くなり対向車があると苦労します。

国道473号を経由するか新東名高速道路の岡崎東IC方面から県道377号を南下して入るルートがお勧めです。

今回の全体歩行時間は4時間ほどですのでゆったりとハイキングを楽しめます。

現地到着が午前9時頃であれば登山前にホタル学校に立ち寄っても良いかもしれません。

ホタル学校は午前9時から午後5時までの間、開館しています。

山歩きコースや石仏めぐりなど鳥川ホタルの里を紹介したすばらしい山歩きマップをいただけます。

神社の駐車場で身支度したら出発します。

車道を新東名高速道路方面へ進み、ガードをくぐると野生ナシの一種「トヨトミ梨」が自生しており愛宕山への登山口になっています。

トヨトミ梨

トヨトミ梨

杉林の中を中村カール、貝津山と過ぎ尾根に出ます。

続いて学校山、しいの木広場の見晴らし場となりますが、ここでの見通しは効かず愛宕山頂上で三河湾方面が一望できます。

三河湾方面

三河湾方面

愛宕山から京ヶ峯、ホド田山

今回のルート中一番展望が開けるのは京ヶ峯から20分ほど先にある「平成の大崩れ」です。

登山の開始が早いとお昼にはちょっと早い時刻に到着してしまいます。

その先のホド田山頂上は展望は開けていませんが空は明るく、ホド田山でお弁当を広げる計画の方がよいかもしれません。

愛宕山から植林の中を尾根伝いに進みます。

「見晴らし場」、「幻の岩清水」の案内板が現れます。

幻の岩清水は往復10分ほどですので訪れてみましょう。

小さな岩の間からチロチロと細い水が染み出ています。

登山道に戻り、京ヶ峯へは10分ほどで到着します。

山頂は木立の中で展望はありません。

京ヶ峯からはもう一つの「見晴らし場」を過ぎ花見沢を渡るとまもなく「みやこ台」の見晴らし場「平成の大崩れ」に到着します。

遠く名古屋方面まで見渡せてベンチもありますのでルート中の大休止に最適です。

平成の大崩れ

平成の大崩れ

平成の大崩れからはアップダウンを繰り返し十ほどの小ピークを踏んで行きホド田山に到着します。

山頂の展望はありませんが、周囲は明るく開けておりホオノキの下のベンチで休憩できます。

ホド田山

ホド田山

ホド田山から白髭八柱神社

ホド田山から音羽富士を経由して小坂峠から小坂古道を通って白髭八柱神社へ下山します。

音羽富士は展望効かず

ホド田山から沢山へと登り尾根伝いに音羽富士を目指します。

かつては三河湾方面の展望が開けたようですが現在は木立に遮られて見通しが効きません。

枝打ちされていない植林、灌木の中を進み40分ほどで音羽富士に到着です。

音羽富士も頂上直下の登りで若干の見通しがある程度で頂上は木立の中です。

音羽富士

音羽富士

音羽富士から白髭八柱神社へ

音羽富士からは小坂峠へと下り小坂古道に入ります。

倒木の多い少し荒れた沢筋に沿って下って行くと右手に車道と出会いますが真っ直ぐ踏み跡をたどると獣よけを巡らせた田んぼの中に出ます。

舗装路に出て「鳥川城址」、名水百選の「庚申の水」と巡って白髭八柱神社へ戻ります。

鳥川城址へ

庚申の水

庚申の水

番外の旅 産湯の滝へサイクリング

車に自転車を積んでおけば下山後に鳥川沿いをサイクリングする時間があります。

犬迫の里へ入ると大原川車道沿いに猪垣がいくつも残っています。

さらに上流には平成の名水百選に選定された「産湯の滝」があります。

生まれてきた赤ちゃんの健やかな成長を願い、戦前まで産湯に使われていたとのことです。

ホタルの里サイクリング

ホタルの里サイクリング

産湯の滝

産湯の滝

管理人山行日 2023年10月18日
白髭八柱神社発 8:05
白髭八柱神社戻り 14:30

 

タイトルとURLをコピーしました